マーサー、『カーブアウト・事業売却の人事実務』出版のお知らせ
2022年10月20日
迅速で柔軟な企業成長は、「買収・統合」と「カーブアウト・事業売却」を車の両輪のように活用して初めて可能となる。日本企業においてニーズが高まるカーブアウト・売却の人事実務を、徹底解説
組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、資産運用のグローバルリーダー、マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士)は、『カーブアウト・事業売却の人事実務』の出版を発表した(発行:中央経済社)。
カーブアウト・事業売却は、買収・統合と一対となって迅速な成長を実現する、基本的かつ重要な経営手段である。本書では、売却合意前の交渉の視点と、売却合意後の合意事項の実行の視点から、カーブアウト・事業売却に伴う従業員・債務・制度・インフラの課題と実務を詳説するほか、表明保証保険の活用、さらには有事を見越した平時からの取組みや、人員余剰対策についても解説している。また、主要国別の留意点も明らかにしている。
第1章 カーブアウト・事業売却のプロセスと組織・人事上の留意点
第2章 カーブアウト・事業売却のHRDD実務
第3章 カーブアウト・事業売却のサイニング後の実務
第4章 事業再編を見据えたHR機能のプラットフォーム化
第5章 カーブアウト・事業売却に伴う人員余剰対策
第6章 主要国別の留意点
(日本・米国・中国・英国・フランス・ドイツ・オーストラリア・インド・シンガポール・インドネシア・タイ・ブラジル・メキシコ)
出版にあたり、マーサージャパン 代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士は、次のように述べている。
「事業ポートフォリオレビューを受け、企業が買収と売却の両輪をうまく回す重要性が、低成長下の日本で改めて大きな注目を集めています。しかし、こと売却に関しては、これまで実務に即した体系的な人事分野の実務書がありませんでした。本書は、組織・人事コンサルティングのグローバルトップファームであるマーサーのトップコンサルタントが、その経験と蓄積から著した、いわばカーブアウト・事業売却の人事実務に関する『決定版』です。多くの方にお読みいただければ幸いです」
また、マルチナショナルクライアントセグメント代表、M&Aアドバイザリーサービス部門代表の北野信太郎は、次のようにコメントをしている。
「事業の状態が良い時に売却を意思決定して完了すれば、売り手も、買い手も、その事業の従業員も、みなメリットを享受できる『三方一両得』が実現します。売り手は、売却前によく準備することで、①高く、②遅滞なく、③手離れよく、売却を進めることができます。『どうせ売ってしまうのだから、手間も金もかけない』ということではないのです」
『カーブアウト・事業売却の人事実務』の詳細も併せてご確認ください。
マーサージャパン
北野 信太郎(きたの しんたろう)
マルチナショナルクライアントセグメント代表、M&Aアドバイザリーサービス部門代表、英国アクチュアリー会正会員
猪瀬 行広(いのせ ゆきひろ) ※執筆時
組織・人事変革コンサルティング部門、M&Aアドバイザリーサービスリーダー プリンシパル
小川 名穂子(おがわ なおこ)
M&Aアドバイザリーサービス部門 マネージャー
奥平 剛次(おくひら たけつぐ)
年金コンサルティング部門リーダー、日本アクチュアリー会正会員 年金数理人
小原 広太郎(おはら ひろたろう)
M&Aアドバイザリーサービス部門 マネージャー
佐藤 智哉(さとう ともや) ※執筆時
M&Aアドバイザリーサービス部門 マネージャー
佐藤 礼隆(さとう ひろたか)
M&Aアドバイザリーサービス部門 アソシエイトコンサルタント
柴山 典央(しばやま のりお)
M&Aアドバイザリーサービス部門 プリンシパル
白川 雄一(しらかわ ゆういち)
M&Aアドバイザリーサービス部門 マネージャー
竹田 年朗(たけだ としろう)
M&Aアドバイザリーサービス部門 パートナー
野坂 研(のさか けん)
M&Aアドバイザリーサービス部門 プリンシパル
橋本 道雄(はしもと みちお)
マーシュジャパン株式会社プライベートエクイティ&M&Aサービス バイスプレジデント
服部 洋平(はっとり ようへい)
M&Aアドバイザリーサービス部門 シニアマネージャー