書籍 『ジョブ型雇用はやわかり』
書籍概要
「ジョブ型雇用」は、なぜいま話題なのか。その仕組み、導入、ジョブ・ディスクリプション(職務記述書)作成のポイントや優秀な人材の採用・育成・処遇のあり方など、持続可能な経営戦略に落とし込み、中長期的な制度にするために必要な知識を企業の事例も交えながら解説。激化する競争に勝ち抜ける組織をつくりたい経営者や人事担当者はもちろん、現場のマネジャーや働く個人としても押さえておくべき知識を網羅している。
目次
第1章 ジョブ型雇用とは何か
- なぜいま、ジョブ型雇用なのか
- ジョブ型雇用のコンセプトとメリット
- 日本における人材マネジメントの大きな流れ
第2章 ジョブ型雇用の基本形
- メンバーショップ型と何が異なるのか
- ジョブの明確化からすべては始まる
- 外部市場を意識した報酬制度へ
- 現場の権限と責任が強まる評価制度
- 採用・配置・育成の仕組みが変わる
事例コラムNo.1 野村證券 “役割・市場に基づく職務給の導入”
第3章 経営戦略とのかかわり
- 経営戦略に沿った人事の仕組みとは
- ジョブ型雇用と経営戦略
- 経営戦略と人事戦略をつなぐ要員計画
- 要員計画がうまくいかない3つの理由
事例コラムNo.2 日本マイクロソフト “事業戦略に基づき組織・ジョブをデザインする”
第4章 導入にあたってのポイント
- なぜ、人事制度改革は常に難しいのか
- 全面的移行と段階的ステップ
- 段階的ステップ、検討の3つのポイント
- 導入へのアプローチ
- 複数の仕組み・ポリシーの並行活用
- ジョブ型雇用を支える業務・機能・インフラ改革
事例コラムNo.3 日立製作所 “グローバル共通の人財マネジメント改革”
第5章 ジョブ型雇用がもたらすもの
- 経営者にとってのジョブ型雇用
- 管理職・人事部にとってのジョブ型雇用
- 個人にとってのジョブ型雇用
- 政府にとってのジョブ型雇用
事例コラムNo.4 ソニー “創業時から後押しする従業員のキャリア自律”
第6章 競争力強化のためになすべきこと
- 日本企業のグローバル競争力の復権
- 人材流動性の向上を通じた雇用保障の強化
- 「いつでも辞められるけど、辞めたくない」企業へ
事例コラムNo.5 メルカリ “バリュー・カルチャーを徹底したタレントマネジメント”
マーサージャパン共著
大路 和亮(おおじ かずあき)
3章を担当。組織設計・人事戦略プラクティスをリード。
坂井 萌(さかい もえ)
1・6章及び全体編集を担当。役員報酬制度設計、サクセションマネジメント等に従事。
白井 正人(しらい まさと)
1章及び全体監修を担当。取締役 執行役員 組織・人事変革部門 日本代表。
中村 健一郎(なかむら けんいちろう)
2章を担当。組織・人事領域のコンサルティングにおいて約20年のキャリアを有する。
伴登 利奈(ばんどう りな)
5章を担当。グローバル人材マネジメント、リーダーシップ開発等のプロジェクトをリード。
山内 博雄(やまのうち ひろお)
4・6章及び全体編集を統括。組織・人事変革コンサルティング部門 代表。
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