貴社の海外の年金制度を適切に管理していくために
海外制度の改定、リスク低減策の実施、財政計算、アドバイザーや運用管理機関のプーリング等、国内・海外の双方から各種コンサルティングサービスを提供しています。
グローバル年金管理サポートサービス概要
貴社の海外の制度を適切に管理していくため、マーサーでは国内と海外の双方から様々なコンサルティングサービスを提供しております。年金インベントリーサービス、グローバルアクチュアリーサービス以外に、サポートを求められる機会の多いサービスとしては、以下のようなものがございます。
もちろんこれらに限らず、海外の年金制度の管理でお困りのことがあれば、是非マーサーにご相談下さい。
海外制度の改定
本社主導で海外制度に関する重要な意思決定を行うのであれば、たとえば現地制度の改定などについても承認を行う必要があると予想されます。現地からの提案内容についても、ただ単に理解を促進する支援のみならず、必要であれば第三者的な立場からその妥当性についてのアドバイスを提供いたします。例えば、現地制度の給付水準を市場適正レベルに引き下げることで、コスト削減を実現できるかもしれません。
リスク低減策の実施
例えば、DCが一般的な市場においてDBを運営しているような国の場合、DBを継続するリスクは企業価値の向上のために必要でしょうか?もし必要でないリスクであれば、そのリスクに対し様々な低減策を講じ、企業価値向上に資するリスクのみ残すように検討が必要です。この低減策として日本では、DC移行、資産運用方針の見直しや年金保険商品の購入などが挙げられます。
財政計算
世界中には、年金資産の積立が一般的な国もあれば、そうでない国もあります。更に、その積立の税的メリットについても各国様々です。外部積立の税的メリットの高い国で積立を行う方が、そうでない国で積立を行うより、グローバルのキャッシュ管理の視点では明らかにいい判断だと言えます。また、場合によってはキャッシュの乏しい国での積立を、本社で融通することを求められることもあります。このような場合に、現地の積立についての理解無くして承認など出来るはずもなく、マーサーのグローバルネットワークを活用いただけると思います。
アドバイザーや運用管理機関のプーリング
各国の法制度に応じて、現地制度では年金コンサルタント、運用機関や事務管理機関などに委託して制度運営を行っていることと思います。グローバルインベントリーの結果をもとに全体を俯瞰してみると、意外に国をまたいで重複していて、まとめて契約できそうなケースがございます。そのような場合、グローバルアクチュアリーサービス同様に本社主導で契約を締結することでスケールメリットを活かしたコスト削減や、一括管理によるガバナンス向上に役立てられるかもしれません。マーサーでは海外の数多くのグローバル企業の各種プーリングをサポートした実績を有しております。
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