退職給付会計計算サービス
日本、米国、国際基準に沿った退職給付会計(PBO)の計算を実施します
退職給付会計計算をとりまく状況
マーサーでは年々高まる以下のような変化に合わせて、報告書における説明すべきポイントやディスクロージャー項目を網羅、また海外オフィスと連携することで、日本基準以外の解釈や修正等も正しく、迅速に対応いたします。
退職給付債務の企業財務への影響
退職給付会計は企業財務に多大な影響を与えることから、株主、アナリスト、従業員の注目を集めるところとなっています。そのため、退職給付制度が企業財務に与える影響を理解することは、企業にとって大変重要です。従って、決算期の退職給付債務を把握するだけに留まらず、ビジネスリスクの一つとして事前対策を十分に行うことが不可欠になっています。
株主に対しての説明責任
退職給付債務は、一定の計算前提に基づく将来予測計算を用いて算定されるため、非常にわかりにくくなっています。報告された数値を見て、その意味を読み解き、理解することは困難な作業だと思われます。一方で、株主に対して十分な説明責任を果たす必要があることもまた事実です。
日本国外の会計基準への対応
日本の会計基準だけではなく、国際会計基準等への対応を検討されている企業が多くなっています。
なぜマーサーなのか
- 英語でのレポーティング支援
- 各国の制度を理解したアクチュアリーによるサービスの提供
- 多国籍企業の本社へのコミュニケーション・サポート
- ディスクロージャーにそのまま使用できるレポート
- 受領したデータの整合性の検証
- タイトなスケジュールでも柔軟に対応
- プロセスの統一化による質の担保
- 親会社への計算結果等に関する説明および質疑応答対応
- 監査法人との計算前提・会計処理等に関する打合せ・質疑応答対応
退職給付会計計算サービスの内容
- USGAAP(米国会計基準)、IAS (国際会計基準)、日本会計基準の報告書の作成
- 割引率などの計算基礎率についてのご提案・意思決定サポート
- 翌年度の退職給付費用の予測計算
- 計算結果の説明(変動要因分析、金利感応度など)等、ご担当者が説明責任を果たせるようなサポート
- 会計基準の変更によって、予想される財務インパクトに関するアドバイス
- クライアントに対して、会計業務に関する定期的な無料セミナー等の開催
- 各国会計基準の動向についての迅速な情報ご提供
報告書について
マーサーでは各国の会計基準に合わせて報告書を作成いたします。
報告書の内容
- ディスクロージャー用の調整表
- 翌期予測退職給付費用の詳細
- 計算基礎率
- キャッシュフロー明細
- 必要に応じ、事前計算結果を提供、等
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